Windowsをデジタルサイネージにするための設定

 以前の投稿でGoogleスライドをサイネージ配信に利用する方法を解説した。このとき作成したサイネージをwindowsで自動再生するように設定する方法を紹介します。


ラズベリーパイでの設定方法は

 ラズベリーパイ4でデジタルサイネージ その1

 ラズベリーパイ4でデジタルサイネージ その2

で解説していますのでそちらを御覧ください。

1.ユーザーの準備

Windows10でデジタルサイネージ向けユーザー設定を行います。

起動時に作成したユーザーで自動でデスクトップに行くように設定してください。

2.モニターが自動で切れないようにする

タスクバーから検索を選択して

電源とスリープの設定

と入力してエンターを押すと電源とスリープの設定を開きます。


3.選択肢を変更
画面、スリープの項目にそれぞれの時間が書いてありますが”なし”にします。
こうすることで、サイネージとして利用中にスリープに入ったり画面が消えてしまうことを防ぎます。

4.スタートアップフォルダを開く

タスクバーから検索を選択して

%USERPROFILE%\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startup

と入力してエンターを押すとスタートアップフォルダが開きます。



5.クロームが自動起動するように設定

右クリックして新規作成→テキストドキュメントを選択

ファイル名を

auto.bat

としておきます。

8.作成したファイルを右クリックして編集

メモ帳が開くので

@echo off
"C:\Program Files (x86)\Google\Chrome\Application\chrome.exe" --kiosk  "{ここにURL}"

と入力して保存します。{ここにURL}の部分にGoogleスライドで作成したWEBへのURLを入れておきます。 キオスクモードで起動します。起動したクロームを終了する場合はalt+f4です。

--kiosk を--start-fullscreenに変えると通常のフルスクリーンになります。f11で全画面を終了して通常のクロームが残ります。


9.再起動して自動で表示されるか確認する






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